伝統

神勅(神のお告げ)をうけて700年以上おふだを配り続けている宗派があります。神奈川県藤沢の清浄光寺(遊行寺)を総本山とする時宗です。宗祖一遍上人以来、代々の遊行上人しか刷ることを許されない特別なおふだについて紹介しています。

遊行寺(ゆぎょうじ)
「遊行寺」と呼ばれ、親しまれているこのお寺は、時宗の総本山で『藤澤山無量光院 清浄光寺』というのが本当の名前ですが、時宗の法主が遊行上人といわれるところから遊行上人のおいでになるお寺ということで、遊行寺と呼ばれるようになりました。また、藤沢は遊行寺の門前町として生まれ、「藤澤山」の山号が町の名となり、やがて東海道の宿場町に発展し、今日の藤沢市となりました。
時宗総本山遊行寺ホームページより

長澤 昌幸(時宗宗学林 学頭)
nagasawa1975年山形県生まれ。2004年、大正大学大学院仏教学研究科仏教学専攻博士後期課程単位取得退学。2007年、博士(仏教学)大正大学。主な業績に「『器朴論』書誌考」(『時宗教学年報』29、2002)「門流における一遍呼称の変遷について」(『西山学苑研究紀要』3、2010)「時衆教学における仏説について」(『日本仏教学会年報』76、2010)などがある。京都西山短期大学専任講師などを経て、現在、大正大学非常勤講師および時宗宗学林学頭。